信州大学マンドリンクラブ同窓会

 第50周年の記念行事に向けて

 再来年(平成24年)に迎える50周年をどうしようかと、今年の4月に松本で幹事会を開きました。卒業生も1,000名近いとか。OB会で懐かしい仲間と会うのは面白いことですが、ここまで続いてきたのはOBたちの熱意のもと、現役が頑張ってくれているからでしょう。折角なら現役を支援・交流しつつ、彼らと共通のステージなどをもてれば、わがマンドリンクラブは永遠となり、この先の楽しみが増えますね。

 ここでご参考になるかと思い私学の同窓会について妻から聞いた話をします。
 妻は信大卒業後、早稲田の学生となり、大学院、研究所とすっかり私学の人間ですが、1000以上の巨大な同窓会の細胞はすべてが総長室に1本化されていて、OBが昔話をする場だけでなく最終的には大学の発展を支え、学生の活躍を願って、時には多額の寄附を集める大応援団とのこと。

 彼女は早稲田大学グリークラブ(現役の男声合唱団)の応援をしていますが、コンサートを演出したり、大学の行事に呼んできたり、時には交響楽団への出演を手助けするなど、親しい関係を保ちながら若い学生の歌を楽しんでいます。それは日頃から彼らの演奏会に駆けつけて差し入れをするとか、自宅に招いて宴会をするとか、毎年のマネージャーや指揮者とも交流している成果なのでしょう。
 現役を退くと稲門グリークラブというOB会があり、グリーの100周年行事では、20歳前後の現役から80歳代までのOBが東京のサントリーホールで300人の大合唱をしたという、羨ましい話も聞きました。

 50周年を機に我々も、現役の応援を含めて面白く充実した未来への計画を持てるといいなと思いませんか? 普通のOB会は在学時代の4~6年間の仲間になってしまいますが、現役を応援しながら共通の夢を持てるとしたら、仲間作りも活動も広がりますよね。
 今年の秋の松本公演には、なるべく多くのOBが駆けつけて応援することからはじめ、50周年の記念行事も皆で楽しく考えましょう。

平成22年6月5日
 
※·記憶をたどりながら書いた文章ですが、もし訂正や追加情報など、お気付きの点がありましたら、下記にご連絡いただけると有難く思います。